所在地:三重県桑名市長島町西外面
アクセス:近鉄長島駅〜徒歩
長島城は、1482(文明14)年に伊勢国安濃(現在の三重県津市)の伊藤重晴が築いたとされる。
天文年間(1532〜55)に石山本願寺の蓮如の第12子蓮淳が創建した願証寺を拠点とする長島一向一揆勢力は、1570(元亀元)年、領主伊藤氏を追放し、織田信長が畿内にかかずらっている隙を突いて尾張に侵入して織田信興(信長の弟)を敗死させた。
1574(天正2)年、織田信長は三度目の長島征伐により長島城を落城させ、長島城は北勢を与えられた滝川一益の持城となった。“関が原の役”の後の江戸時代、菅沼氏2代が2万石、松平(久松)氏2代が1万石で城主となる。1702(元禄15)年、常陸下館より増山正弥が2万石で入って、増山氏が8代続いて明治に至った。(現地案内板等より)
移築大手門:(写真上)蓮生寺:桑名市長島町長島中町77
私的満足度「★★」:町のあちこちに伊勢湾台風のときにはここまで水が来たみたいな目印があります。城跡は小学校の校門脇にありました。ここはむしろ移築大手門の方が見応えあります。
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