所在地:三重県桑名市吉之丸 アクセス:JR関西本線桑名駅〜徒歩 桑名城は、戦国末期に一柳氏によって創築され、その後氏家氏が城主となるが関ヶ原で改易。初代藩主として入った本多忠勝・忠政親子によって大きく改修された。その後久松松平(2家)、奥平松平を経て、文政6年(1823年)に再度久松松平氏が入り明治に至った。天守は元禄期の大火で焼失したのちは再建されなかった。 幕末戊辰戦争の際には、藩主松平定敬は徳川慶喜に従ったため、桑名城は官軍の攻撃を受け本丸櫓を焼失した。その後建物は取り壊され、石垣は四日市港建設に持ち出され、外堀の多くは埋め立てられた。御殿のあった三の丸(新城)には紡績工場が建てられたが、昭和20年の戦災で消失した。このとき、本統寺に移築されていた隅櫓も消失している。平成15年に、蟠龍櫓(用途は水門管理所と展望台)が復元された。 私的満足度「★」:城址というよりは九華公園(きゅうかこうえん)として有名なのかもしれません。九華は桑名(くはな)の別名だそうです。 |