所在地:三重県伊賀市比土字城之越4724
アクセス:伊賀鉄道比土駅より〜徒歩
様式・作庭:古式庭園
文化財:国指定名勝
伊賀市比土の周囲を低丘陵で囲まれた小盆地に所在する。
発掘調査によって、古墳時代に築造された3ヶ所に湧水源をもつ大形の溝とともに、それを取り囲むように古墳時代から中世まで連続的に推移する多数の住居跡が検出された。大溝は水の浄化と水量調節を行う枡状の石組を設け、合流点では岬状の地形を造成し、石組、貼石、立石で護岸をしている。大溝の湧水自体を聖なる地として祭祀が行われていたものと考えられている。
1992(H4) 年2月に県指定史跡に指定され、その後、貼石のある大溝祭祀遺構部分は後に成立する庭園の原型ともいえる造形を示しており、その重要性から1993(H5)年10月に国の「名勝及び史跡」に指定された。(三重県京域委員会HPより)
私的満足度「★★」:日本最古の庭園と言って良いでしょう。 『作庭記』に出てくるような石の立て方等から、この遺跡は日本庭園の源流だと説明がありました。
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