所在地:愛知県名古屋市中区本丸 アクセス:地下鉄名城線市役所駅〜徒歩 文化財:国重要文化財、国特別史跡 名古屋城は、慶長15年(1610年)から4年の歳月をかけて、徳川家康の命によって天下普請によって織田氏の古城跡に築かれた。それまで尾張の本拠は清洲(清須)にあったが、名古屋城の完成により城下ごと移転した。このことは「清洲越し」と呼ばれ、現存する戊亥隅櫓は清洲城からの移築と伝えられる。以来名古屋城は御三家筆頭・尾張徳川家の居城として機能した。 維新後、多くの建物は兵舎建設などのため取り壊されたが、天守以下本丸の建築群は有志の運動もあって保存され、旧国宝にも指定されていたが、昭和20年5月戦災によって天守、本丸御殿など多くを消失した。現在見られる天守は、昭和34年に外観復元されたものである。戦災で多くを失った名古屋城だが、櫓、門が各3棟現存し、壮大な石垣群や堀もほぼ完存している。藩主の居所のあった二の丸には名勝の二の丸庭園が残り、一部は愛知県体育館になっている。 私的満足度「★★」:さすがは旧国宝のお城です。本丸御殿を復元するようです。天守内の展示品も充実しています。 令和4年4月再訪。上の写真の空地部分に本丸御殿が完成。写真を下段に追加。本丸御殿内部も見学しました。 |