住所;静岡県伊豆市湯ヶ島1887-1
アクセス;修善寺駅〜バス
形式・作庭:
文化財:国の有形登録文化財(建物)
落合楼は伊豆半島を流れる狩野川の起点、本谷川と猫越川の「」落ち合う」場所にあり、明治14年に、逗留中の山岡鉄舟が宿の庭から川の落ち合う様子を眺め「落合楼」と称したのが由来となっております。明治七年に足立三敏が、本谷川と猫越川(ねっこがわ)が合流して狩野川の起点となる当地に旅館業を営み「眠雲樓」と称したのが眠雲樓落合楼の創始です。
明治十四年には、逗留中の山岡鉄船が庭内で川の合流する様子を見て、川の落ち合う地に建つ旅館ということから「落合楼」と命名し、以降、落合楼の名称が用いられてきたと伝えられています。昭和八年、落合楼では玄関を始め本館が建築されている。昭和十二年までに、眠雲亭や紫檀宴会場およびそれらを繋ぐ配膳室階段棟などが順次建築され、旅館の中枢部分である本館の基本が整いました。
昭和十年一月には、北原白秋が20日余り滞在して歌作に専念してたという記録があります。
建物のうち玄関を含む本館の一部と眠雲亭は、昭和8年から12年にかけて建てられました。
良質の建築材をふんだんに使った贅沢な造りになっており、国指定登録有形文化財に指定されております。(落合楼村上HPより)
私的満足度「★★★」:なかなか立派なお庭です。旅館庭園としては相当上位に来ると思います。
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