22静岡県 医王寺 庭園

フレーム

住所;静岡県磐田市鎌田2065−1
アクセス;JR磐田駅より「東新町行き」のバスに乗り、「鎌田」のバス停
形式・作庭:枯山水、伝.小堀遠州
文化財:市指定名勝

医王寺の枯山水の庭園は、江戸時代初期の元和年間(1620頃)に造園されたようです。客殿の西側と南側を合わせて約1,000平方メートルになります。作者は、小堀遠州(こぼりえんしゅう)とも、本山京都智積院化主猊下第7世運敞僧正(うんしょうそうじょう)とも言われ、残念ながら寺伝等に記されているものは見付かっておりません。しかし、石組みや作風など、小堀遠州の作庭する庭とよく似ています。
 また、小堀遠州の旅行記が医王寺に残っていることから見ても、何らかの関係があったことは確かです。
  植栽はサツキ、ツツジを中心とした刈り込みものでまとめてあり、その中のソテツが唯一の高木になっています。客殿と庭園の石組みの間には一面スギ苔で覆われていて、枯瀧(かれたき)より海に至る様子がよく表現されています。(医王寺HPより)

私的満足度「★★」:江戸時代に造られたというここの枯山水の庭園はめずらしい感じで一見の価値があります。徳川家康がこの寺で1ヶ月幕府隆盛を祈願したといわれています。


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