住所;静岡県浜松市三ヶ日町福長220 アクセス;天竜浜名湖鉄道三ケ日駅〜徒歩 形式・作庭:観賞式兼回遊式庭園 文化財:県指定名勝 当寺は、清和天皇の貞観17年(875)に名僧教待上人が富幕山(扇山)に開創し幡教寺と称す。承元元年(1207)大中臣朝臣時定卿が所領250町歩を寄附し現在地に移す。その時土御門天皇から勅額を下賜されて大福寺と改称末寺塔頭30境内2町5反伽藍建造物20を有す。 三ヶ日町内から1kmほどで「大福寺」と刻まれた石碑の建つ参道入り口に至る。参道を進むと鎌倉時代の金剛力士像を左右に配した仁王門がある。そこから本堂に向けて参道が伸びるが、途中、第2東名高速道路が参道の下を横切る。本堂には本尊薬師瑠璃光如来坐像が安置されている。参道左側の正門を入ると、客殿、書院、庫裏があり、その奥中門をくぐると庭園・宝物館がある。庭園は背後の山を利用した築山があり、阿弥陀三尊が石組によって表され、西方浄土が想起される庭園である。宝物館には金銅装笈(国指定重要文化財)・紙本墨書瑠璃山年録残篇(国指定重要文化財)・絹本着色普賢十羅刹女像(国指定重要文化財)等の貴重な文化財を所蔵する。大福寺は大福寺納豆(浜名納豆)の寺としても知られている。 庭園(県指定名勝)は900坪あり室町 時代の築庭と思われる。 観賞式兼回遊式で滝を備えている。 元禄時代茶祖山田宗偏が来住愛好 した名園で池は福助池という。(大福寺HPより) 私的満足度「★★」:ここもご不在で勝手に拝観させて頂きました。納豆のにおいがほのかに。 |