所在地:岐阜県恵那市岩村町 アクセス:明智鉄道岩村駅〜徒歩 岩村城は大和の高取城(奈良県)備中の松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つに数えられる名城です。城は江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高721m)に築かれ、高低差180mの天嶮の地形を巧みに利用した要害堅固な山城で、霧の湧き易い気象までも城造りに活かされており、別名「霧ケ城」ともよばれています。 この城が名城と言われる由縁は、単にその規模と大きさだけでなく、その永い歴史に由来しています。1185年(文治元年)源頼朝の重臣「加藤景廉(かとうかげかど)」がこの地の地頭に補せられ創築されてから、鎌倉・室町の300年間、戦国の100年間、更に江戸期の300年間に亙り城と城主が連綿と続き、明治に至り廃城令で廃城されるまで、連綿と存続しました。 700年間に及ぶ城の歴史は、日本の城史にも例を見ないものなのです。廃藩後山上の建物は取り壊され、下屋敷も失火で焼失した。平成3年に、下屋敷の門、太鼓櫓などが復元された。(岩村町観光協会HPより) 私的満足度「★★★」:岩村の駅からタクシーで頂上まで行って降りてくると楽です。石垣ファンにはたまらない良い石垣が残ってます。麓に復元された櫓等も良い感じに仕上がっています。 |