所在地:岐阜県海津市南濃町上野河戸1024−1
アクセス:近鉄養老線美濃駒野駅〜タクシー
様式・作庭:回廊式庭園
文化財:
今から約1300年前(天平時代)に、美濃・尾張・伊勢の三国にかつてない大雨が降り続き大洪水がおこりました。
堤防は壊滅し濃尾平野は大海原と化して人命や家財に莫大な犠牲を出したといわれています。 当時、大仏建立の勧進のために諸国を行脚されていた行基菩薩はこの悲惨な惨状から諸人を救済するため、
奈良の東大寺(大仏)建立と同じ時期に臥龍山行基寺を開山・建立されました。
天平宝字元年2月2日、行基菩薩(82歳)は奈良の大仏の姿を目にすることなく臥龍山行基寺の地に入定されたと伝えられています。
行基菩薩埋葬の地には七重の石塔が建てられ、現在もなお文化財として残されています。
行基寺の庭園は宝永2年(1705年)源朝臣松平義行公が当山再建と同時に縁山和尚により作庭された回廊式大庭園である。
庫裏西側には自然の岩肌を活かした枯山水の庭園があり、苔庭の奥には岩肌を伝って落ちる滝水がある。 一方東側には南北に広がる濃尾山河を借景にした庭園があり、百八個よりなる飛び石が周りを取り囲んでいる。
各書院からは濃尾平野はもとより南は知多半島から北は日本アルプス連山を眺めることができる。(行基寺HPより)
私的満足度「★★」:タクシーでないときついです。最後の急勾配はとても徒歩では疲弊します。お庭は高いところにあるだけあって非常に良い眺望でした。お庭はもうひとつですかね。
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