所在地:岐阜県岐阜市金華山 アクセス:JR東海道本線岐阜駅〜バス 金華山山頂に最初に砦が築かれたのは建仁年間(1201〜1204年)、鎌倉幕府執事の二階堂行政によるといわれています。その後、美濃の守護土岐氏の筆頭家臣斎藤氏が居城とするものの、下克上により斎藤道三の手に。1567年には道三の孫である龍興を倒した織田信長が岐阜城を手に入れ、この地方一帯を平定。名をそれまでの稲葉山城から岐阜城へ改名し、後に安土城が建設されるまでの10年ほどの間、天下統一の拠点となりました。 しかし1600年、関ヶ原の合戦の前哨戦で、信長の孫、秀信が西軍に味方したため東軍に攻め入られ落城。翌年岐阜城は廃城となり天守閣、櫓などは加納城に移されました。 現在の城は昭和31年に鉄筋コンクリート造り、3層4階建てとして復興されました。平成9年には大改修を行い、岐阜市のシンボルとなっています。 3階までは史料展示室に、4階の楼上は展望台になっており、清流・長良川、遠く連なる伊吹の山並など壮大な自然が一望でき、夏の夜間営業では、オーロラに例えられるパノラマ夜景も楽しめます。また、岐阜城のすぐ東にある「岐阜城資料館」は昔の武器庫、食料庫を復元したもので、岐阜城に関連する資料を多数展示しています。(岐阜市HPより) 私的満足度「★★」:ロープウェイで登城できます。展望台からは眼下に清流長良川、遠くにアルプスの山々と眺めが良いです。 |