20長野県 貞松院 庭園

フレーム

所在地:長野県諏訪市諏訪2-16-21
アクセス:JR上諏訪〜徒歩
形式・作庭:池泉鑑賞式庭園
文化財:

迎冬山貞松院月仙寺は、文禄 2年(1593年)に無哲上人によって開山された浄土宗の寺で、知恩院の直末寺院である。 開基は初代高島藩主諏訪頼水。
開山当初は寺号を慈雲院と称していたが、正保 2年(1645年)10月 7日に頼水の正室の没後、2代藩主である子の忠恒が母の遺言を重んじ、母の廟所を慈雲院に建てることとし、さらに追善のために伽藍を修復し、寺領40石と広大な山林を寄進して母を中興開基に定めた。この時から忠恒の母・貞松院の戒名に因んで貞松院を寺号とするようになった。
天和 3年(1683年) 7月 3日、諏訪に配流されていた家康公の 6男・松平忠輝が92歳で没し、貞松院に葬られ、宝永 3年(1706年)には 5代将軍綱吉から永代供養料として、御朱印30石の寄進を受け、以後徳川将軍家の菩提寺の一院となり、藩主独札、触頭として栄える。
しかし、享和と弘化の 2度の火災によって山門と土蔵を除く全伽藍を焼失してしまい、明治維新後は時代の流れから寺勢が急激に衰退してしまった。 昭和11年(1936年)、現在の本堂が再建され、現在に至っている。 又、貞松院には忠輝の遺品が数多く残されている。(諏訪市観光協会HPより)

私的満足度「★★」:写真は樹齢400年、諏訪市指定の天然記念物の桜が丁度見頃でした。お庭の由緒情報はあまりありません。



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