住所;長野県中野市小館 アクセス;長野電鉄長野線信州中野駅〜徒歩 作庭:枯山水 文化財:国史跡 当地方で高梨氏の勢力が増大したのは、南北朝、室町時代で、高梨氏は北朝方として活躍し、徐々に所領を拡大し勢力を増強してきました。この中野の地に入ったのは、1507年前後とされていますが、武田氏と上杉氏との争乱に巻き込まれ、退去と入居が繰り返され、永禄4年の川中島の戦いには上杉軍の先陣として活躍した時期もありました。明治以降、高梨氏の子孫が居住されていました。 高梨氏の城跡は居館と山城からなり、昭和44年に県の史跡に指定されました。この公園は居館跡であり、山城は東方の鴨ヶ嶽の山頂部に構築されています。庭園は京都文化の摂取に熱心だった高梨氏が最盛期の頃に築庭したものと考えられます。中世の庭園が確認された館跡は例が少なく、この庭園は地方武士の庭園のあり方を知る好例であるばかりか、高梨氏の文化的レベルの高さを示すものともいえます。(中野市HPより) 私的満足度「★」:歴史的価値は有るのでしょうが、見ていてどうという事はありません。「高梨館跡公園」という名前にもありますように、子供達の遊び場と化していました。 |