所在地:長野県小諸市古城 アクセス:しなの鉄道小諸駅〜徒歩 文化財:国重要文化財 小諸城は武田氏の属城となり、それまでの城を拡張して新たに築城。武田氏滅亡後は織田、徳川に属し、江戸期に初代藩主となった仙石氏によって修築された。三重の天守があったが、落雷で焼失したと言われる。その後、甲府藩領、久松松平、青山、酒井、西尾、大給松平と藩主は代わり、元禄15年(1702年)以後は牧野氏が在城し明治に至った。廃藩後、建物の多くは払い下げ取り壊されたが、旧藩士が中心となって城跡は懐古園として保存された。 懐古園:白鶴城や酔月城とも呼ばれた小諸城の跡で、入り口の三の門(重文)には徳川家達(いえさと)公の筆になる“懐古園”の額が掛っています。城下町よりも低い位置にある「穴城」として全国的に珍しい存在で、天然の要塞となっている深い空堀や苔むした野面積みの石垣が昔日を偲ばせています。 大手門:実戦的な城門で、華美な装飾をはぶいた質実剛健な建築は、東日本を代表する大手門建築の一つです。【重要文化財】平成の大修理を終え、仙石秀久創建当時の姿に甦りました。(小諸市観光協会HPより) 写真上:懐古園 写真下:大手門 私的満足度「★★」:懐古園は「日本のさくらの名所100選」にも選ばれています。是非その季節に来て見たいと思います。(H19.12.20記) 私的満足度「★★」:上田城千本桜祭り訪問に併せて小諸城も訪問してみました。上田よりもこちらの方が少し寒いせいか桜には1週間くらい早かったです。(H22.4.10記) |