住所:長野県塩尻市大字洗馬元町3392 アクセス:JR塩尻駅〜タクシー 作庭・作者: 文化財:塩尻市指定名勝 青松山長興寺は、永平寺(福井県)、總持寺(神奈川県)を両大本山とする曹洞宗の古刹である。室町時代後奈良天皇の大永7年(1572)、洗馬白主三村民部少輔忠親公の菩提寺として創建された。永禄初年武田信玄公の懇請に依り、永禄2年、大本山總持寺第1150世、心月寺第7世才應總藝禅師が諸弟子を伴い、数多の経巻仏典を捧持して現在地に入り、長興寺を再興された。江戸末期遊歴の文人管江真澄が当地に逗留し、当山15世洞月和尚他文化人と詩歌を通じ交友多く、 地方文化発展に寄与した。昭和初期、柳田國男が此の寺で「民間伝承論大意」を講じ、洗馬の里が日本民俗学発祥の地として、全國的に関心を高めた。開創以来今日まで、釈尊の教えを禅の心の中に見出し、修業の道場として心の依り処として、連綿と受け継がれている。(長興寺HPより) 長興寺は、戦国時代(1520年代)に開基され、徳川幕府から朱印地十五石の寄進を受けるほどの名刹である。庭園は、長興寺山の山麓の一部もその中に取り入れた江戸中期の様式の典型的な池泉回遊式庭園である。サツキの咲くころ、ホトトギス・カッコウの声の響くころ、とりわけ山麓の松にまじる紅葉を背景にしてドウダンツツジが真っ赤に燃えた美しさには格別な風情がある。(塩尻市HPより) 私的満足度「★★★」:ほのかに紅葉した様が素晴らしかったです。市の名勝ですが、もっと格上げしても良いのではとの印象です。 |