住所:長野県諏訪市四賀4373 アクセス:JR上諏訪駅〜バス 作庭・作者: 文化財:市指定名勝 @ 安土桃山の庭(庫裡裏):当山で最古の庭。各所に安土桃山時代の面影を残すが、歴代住職が少しづつ改変した。池泉回遊式庭園で、桃山時代の住職が智積院玄宥と親密な交際があったため、どことなく智積院庭園に似ている石組みの技法・様相ともに県下随一と称される。池の中央部には、江戸時代の鶴石組みと亀石組みがある A 江戸の庭(本堂裏):安土桃山の庭を増庭したもの。この二つの庭は全体で「心」という字(心の字池)となる。一つ一つの石組みに住職の想いが詰まっている。大正九年の大火災の後を残す切株がある。 B 明治・大正の庭(宝物殿前):もともとは瓢箪の形をした庭だったが、普賢堂建立にあたり改庭。現在では、二つの池となる。池のほとりに水子地蔵尊が祀られる。 C 昭和の庭(普賢堂裏):普賢堂建立にあたり作庭。不動の滝があり、滝の傍らに不動三尊像が祀られる。植木の構成による庭となっている。アララギ派の歌人五味保義は「夕山にたづさはり来つ年久に願へることはかくしづかなる」と詠み歌碑が建立されている(仏法寺HPより) 私的満足度「★★」:写真は@安土桃山の庭です。なかなか趣きのある庭でした。その他の庭はそこそこの出来でしたが、光の当たり具合が悪いので写真は掲載せず。 |