19山梨県 甲斐善光寺



所在地:山梨県甲府市善光寺3丁目36−1

アクセス:甲府市駅~タクシー

文化財:本堂、山門ほか

当山は、開基武田信玄公が、川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558年)、御本尊善光寺如来像をはじめ、諸仏寺宝類を奉還したことに始まります。

ここ板垣の郷は、善光寺建立の大檀那本田善光公葬送の地と伝えられ、信濃より大本願鏡空上人以下、一山ことごとくお迎えいたしました。その後、武田氏滅亡により、御本尊は織田・徳川・豊臣氏を転々といたしましたが、慶長3年(1598年)信濃に帰座なさいました。甲府では新たに、今回御開帳の前立仏を御本尊と定め、現在に至っております。かつては本坊三院十五庵を有する大寺院として浄土宗甲州蝕頭を勤め、徳川家の位牌所にもなっておりました。豪壮な七堂伽藍は、江戸時代に一度焼失いたしましたが再建され、金堂は東日本最大級の伽藍として、山門と共に国の重要文化財に指定されております。また金堂中陣の日本一の鳴き龍の天井、裏堂のお戒壇巡りは、参詣の皆様に親しまれております。
御本尊善光寺如来像以外にも、平安時代の阿弥陀三尊像二組も重要文化財に指定されております。また、日本最古の源頼朝像(県指定)ほか、法然上人像・源実朝像・熊谷直実・本田善光夫妻像・玄和居士像(以下市指定)などの肖像彫刻、善光寺如来絵伝・当麻曼荼羅(以下県指定)・地蔵十王図(市指定)などの絵画類ほか、信州伝来の銅鐘(県指定)など、文化財の宝庫としても知られております(1部宝物館にて公開)。(甲斐善光寺HPより)

私的満足度「★」:さすが重要文化財だけあって山門は迫力があります。





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