19山梨県 不老園 庭園

フレーム

住所;山梨県甲府市酒折3丁目4-3
アクセス;JR酒折駅〜徒歩
形式・作庭:回遊式庭園
文化財:

不老園は、中央線酒折駅から徒歩7分。明治30年、市内に住む呉服商の七代目奥村正右衛門が別荘として開園したもので、氏は北海道を除く全国を行脚(あんぎゃ)して、特に九州地方から紅梅、小梅、夫婦梅、ブンゴ梅などを持ち帰ってはこの園に植え付けたという。
山を切りくずし、谷を生かし、池をつくり、その周辺に梅と桜、牡丹、南天、赤松、ツツジなどを栽植して、庭づくりに専念することおよそ30数年。晩年は自然を友としておくり、大正13年に、86歳でその生涯を閉じました。その後、園は5人の子息によって受け継がれたが、恒久的な維持を図るために、昭和40年に財団法人「奥村不老園」となりました。
樹木や奇岩の間を迷路のように遊歩道があり、途中に売店や学問の神をまつる梅天神、さらに登れば富士山や南アルプスを一望できる展望台もあります。高台から西に下れば、梅の花に囲まれた大正8年建立の湖畔の庵「長生閣」や「喜楽庵」、また逍遥の池等落ち着いた趣の日本庭園があります。(不老園HPより)

私的満足度「★★」:梅の名園で、観光バスも来るような比較的大衆的な所です。さすがに梅はお見事でした。とはいえ、お庭も日本庭園観賞便覧に乗っているくらいですから、相当なものです。



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