住所;福井県敦賀市市野々1丁目 アクセス;JR敦賀駅〜バス 形式・作庭:築山泉水庭、伝.狩野探幽・小堀遠州 文化財:国指定名勝 江戸時代の敦賀の豪農・柴田権右衛門が、絵師・狩野探幽に地割り設計を任せたという築山泉水庭です。江戸前期に出来たもので、別名「甘棠園」とも呼ばれています。参勤交代時は小浜藩主の休憩所にもなりました。簡素な古式書院造りと庭が落ち着いた空間をつくり出しており、国の名勝に指定されています。(敦賀観光協会HPより) 柴田氏庭園は、現在の屋敷地内(約8,000u)の西部に設けてある。本庭は書院の南面か西面にかけて矩形に池泉を設け、池中に中島一島を作っている。これに南北の二橋を架け、書院より向かって左手に築山を設け全体的に回遊できるようになっている。柴田氏庭園は狩野探幽に地割を依頼し、探幽の死後十四年目にあたる元禄元年(1688年)小堀遠州により築庭されたという伝説はあるが、確証はなく疑問である。(福井県敦賀市教育委員会リーフレットより) 私的満足度「★」:元禄初期の作庭。地割り設計は狩野探幽、築庭は小堀遠州と言う豪華キャストの庭園。しかも国の名勝指定。そのわりには荒れ果てていて、ちょっと微妙な出来でした。 |