18福井県 西福寺 書院庭園

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住所;福井県敦賀市原13-7
アクセス;JR敦賀駅〜バス
形式・作庭:築山林泉式庭園
文化財:国指定名勝

西福寺:開山良如上人が諸国行脚の道すがら近江路を経て敦賀に遊化された折り、遙か西方の山中に光明輝く阿弥陀三尊の尊い御姿を感見せられて、その光明に導かれこの地に歩みを進め辻堂の辺りまで来られると、 突如一匹の白狐が現われ、上人を山の麓まで案内して忽然と姿を消したと 見る間に阿弥陀三尊も大岩と化したと伝えられます。そこで開山良如上人は“仏法有縁の地である”としてこの奇瑞の三腹に一寺建立を発願せられました。後この岩を三尊石と称え、現に当寺裏山の中腹にあり、白狐も守護神として御影堂裏に祀ってあります。時に正平23年(1368年北朝 応安元年)3月であります。直ちに朝廷の許しを受け、時の征夷大将軍足利義満公の助力を得て堂塔を完備し、“大原山西福寺”の寺号を勅賜され建立の大願を果たされました。
爾来北陸の名刹として法灯相栄え、縁故寺院48寺、信徒1000名をこえる偉容を今日に伝えています。 特に書院庭園は国の名勝庭園として有名であります。
庭園:徳川中期の作庭と伝えられる。自然を巧みに利用した深い借景の壮大な庭園である。四季折々の美しさが参詣者の心を和ませてくれる。特に、極楽浄土を地上に表現していることで知られている。
訪れるものに、“欣求浄土・厭離穢土”の真摯な恩慕と、静かな内省のひと時を与えてくれる。三尊石・三心の滝・六字の名号橋・心宇池など意匠もすばらしい・昭和7年、国の名勝庭園に指定される。(西福寺HPより)

私的満足度「★★」:奥行きのある見事なお庭です。書院からの眺めも良し、渡り廊下からの眺めも良かったです。市民バス200円で訪問できます。


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