住所;鯖江市桜町3-8-9 アクセス;JR鯖江駅・福井鉄道福武線西山公園駅〜徒歩 形式・作庭:間部詮勝 文化財: 西山公園は、江戸末期に幕府の老中職を務めた鯖江藩第7代藩主間部(まなべ)詮勝(あきかつ)公が、領民の憩いの場とするため、自ら鋤や鍬を持って大規模な庭園を造成し、安政3年(1856年)に、「嚮陽渓(きょうようけい)」と命名しました。 明治22年(1889年)の町村制に伴い鯖江町となって、嚮陽渓は「町立嚮陽公園」として管理されることになりました。ついで、大正3年(1914年)には大正天皇即位の御大典記念事業として、嚮陽公園を「西山公園」と改称し、町民総出による修復も行われ、大広場の造営、中腹東側には瓢箪池や藤棚を設置し、全山に桜を植え、県下でも指折りの桜の名所となりました。昭和33年(1958年)に、市民からの提供も含め2,100株のつつじが植えられたのが、つつじの名所としての西山公園の始まりです。昭和36年(1961年)には6,500株となって、第1回「つつじまつり」が行われました。 このように、西山公園の歴史は、鯖江藩第7代藩主間部詮勝公が考えたとおり、「春秋の自然に接し、衆と楽しむ」との精神が受け継がれています。平成18年度には、都市公園法施行50周年記念事業「日本の歴史公園100選」の公園として指定を受けました。(鯖江市HPより) 私的満足度「★」:近所のビジネスホテルに宿泊し、朝6時過ぎに訪問です。帰りにはラジオ体操をしに来る人たちとすれ違います。ここは古くからの観桜名所として知られ、約1,000本の桜の木が咲き誇るそうです。また動物園では、レッサーパンダがいて、大いに愛嬌をふりまいてくれます。 |