住所;福井県勝山市平泉寺65 アクセス;京福電車越前本線勝山駅〜バス 文化財:市史跡 福井県・石川県・岐阜県の三県にまたがる白山(2702メートル)は、古くから人びとの信仰を集めてきました。この白山信仰の越前における拠点であった平泉寺は、今から1300年近く前(奈良時代)に「泰澄大師」という「徳」の高い僧によって開かれたと伝えられています。古くは「平清水」や「白山社」などと称され、後に神仏習合が進み「白山平泉寺」と呼ばれるようになりました。平安時代末期に比叡山延暦寺の末寺としてその勢力を強めてきました。その後、鎌倉・室町時代には、広大な寺領を有し「四十八社、三六堂、六千坊、僧兵八千人」と称するほどの隆盛を誇りました。白山平泉寺には伝説も多く、木曽義なか藤島の七荘を同寺に寄進したこと、源義経が奥州平泉へ逃げる途中、一晩白山平泉寺にたちよったこと、福井県一の景勝地である「東尋坊」の名称の由来はこの白山平泉寺の僧の名であったことなど歴史的人物とのかかわりなどが伝えられています。(勝山市観光情報HPより) 私的満足度「★★★」:ここは凄いです。平泉寺という寺なのか、白山神社という神社なのか、はたまた平泉寺城の城跡なのかと思いきや忠霊塔のような石組みの周りに見事な石組みの庭園があったりといった具合に分類不明です。ともかく旧玄成院庭園も含め苔の見事さにうっとりとしました。 |