17石川県 能登安徳合祀時國家(下時国)庭園

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住所;石川県輪島市町野町西時国2−1
アクセス;JR金沢駅〜バス
作庭・作者
文化財:国指定名勝

平家一門になる時国家(時国館)は上と下の両家があり、時国家12代・時国藤左衛門の代の寛永11年(1634)に下時国家が分家した。
上時国家(本家)が天領に属していたのに対し、下時国家(分家)は加賀領に属し十村役や肝煎、山回役、能登外浦一円の塩吟味役を務めていた。下時国家は、江戸中期もしくは末期のものだが、古い鎌倉時代の書院造り様式を持ち堅固な造りだが、上時国家に比べて質素で、国の重要文化財に指定されている。中2階に「かくし倉」がある。池泉回遊式の庭園は名勝庭園に指定されている。

私的満足度「★★」:上時国庭園の方は観光バスも訪問するような扱いなのですが、分家のこちらは、自力で訪問しなければなりません。こちらも名勝ですし、遜色ない出来栄えだと思います。



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