住所;石川県羽咋市滝谷町ヨ1 アクセス;JR羽咋駅〜バス 作庭・作者 文化財:県指定名勝 妙成寺書院の庭園は、書院の前庭として作庭されたもので、祖師堂と書院との間にある、自然の山畔崖地を利用した池泉観賞式の書院庭園である。池泉は細長く護岸石組がなされ、崖地上部の樹林を背景に、三尊石様の石組みや景石、亭々としたマキの樹と築山風に大刈込したサツキの古木などが配されている。左手の集団石組の部分や崖地上部から池泉石組にかけて枯山水の石組がみられ、池泉には水が溜っている。現況は池泉と枯山水併用の庭園となっているが、もともと枯山水庭園であったと考えられる。とくに、この庭園の書院から山畔部にかけて、遠く五重塔を借景にとりいれた手法は、この庭園の見所で、素晴らしい景観を構成し、賞賛すべきである。 書院は江戸初期の万治2年(1659)の建立であり、庭園もその頃に築造されたものと考えられるが、庭の現状では地割も石組も江戸末期の手法となっている。(石川県HPより) 私的満足度「★」:妙成寺(みょうじょうじ)は五重塔がとても素敵なお寺です。お庭はやや寂しかったです。 |