17石川県 松任城



所在地:白山市古城町42番地

アクセス:JR松任駅~徒歩

文化財:

名前の由来である松任城は、平安時代末期、松任氏の館として建てられ、その後一向一揆の旗本である「松任組」の本拠地として城砦の形が整えられ、1580年 (天正8年)、織田軍の柴田勝家により落城後、織田方の城として、城下町の整備とともに城郭化が進められ、加賀藩二代藩主の前田利長が3年間、丹羽長重が11年間在城し、1614年(慶長19年)、江戸幕府の一国一城政策により廃城となりました。

 松任城の史料は確認されていませんが、「松任城古図」によれば、本丸、二ノ丸、三ノ丸、矢倉台、出丸等の郭を備え、それらは幅9〜23mの水堀や、空堀、土塁により守られていたとされ、外堀の城域は、南北305m、東西301m余であったと推測されます。

 現在、本丸跡は松任城址公園となっていますが、二ノ丸、三ノ丸、出丸跡には、松任文化会館・松任学習センター・千代女の里俳句館が建ち、わずかに残っていた石垣は、本丸の周囲を取り囲む内堀の位置を示すと推定され、平成22年度の公園改修時には、その石垣を整備するとともに、当時の太鼓橋をイメージした高欄橋を設置するなど、松任城址としての歴史性を保全しながら「市民の憩いと語らいの場」として利用されるよう園内通路をバリアフリー化しています。(白山市HPより)

私的満足度「★」:駅前に普通の公園のようにあります。事前情報なく登城。遺構もありません。



目次へもどる

直線上に配置