住所;石川県加賀市大聖寺錦町 アクセス;JR大聖寺駅〜徒歩 文化財:市指定名勝 加賀市大聖寺は前田家十万石・大聖寺藩の城下町だ。平成14年の大河ドラマ「利家とまつ」では加賀百万石で知られる金沢が舞台となったが、大聖寺藩はその金沢藩の支藩である。初代藩主は前田利治。金沢藩3代藩主前田利常の三男だ。以来14代、200年余りにわたって大聖寺藩はこの地を統治し、九谷焼の創始、絹織物の振興、北前船の繁栄などに大きな影響を及ぼした。 「山ノ下寺院群」から、少し足を延ばして藩祖・利治を祀る江沼神社に向かう。途中左手に見える小高い山が大聖寺城址のある錦城山だ。関ヶ原の戦いが始まる直前の1600年、時の大聖寺城主・山口玄藩と金沢城主・前田利長との間に大聖寺城攻防戦が繰り広げられた。激戦の末、西軍方の山口勢は敗れ、以後、前田家は大聖寺に城代をおいたが一国一城令で廃城となった。1639年になって利治が初代大聖寺藩主として金沢藩から分封されたが、利治は城を造らず藩邸を現在の江沼神社の周辺に構えて支配した。(加賀市観光情報HPより) 私的満足度「★★」:現在、山城は錦城山公園として整備されているようです。山麓の陣屋跡は錦城小学校敷地及び江沼神社となっており、小学校の敷地には遺構が見られません。 |
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