16富山県 高瀬神社



住所:富山県南砺市高瀬291

アクセス:城端線「福野駅」から「庄川町行」のバス約7分「高瀬神社前」下車

御鎮座は遠く神代の昔、また景行天皇11年の御代とも云われています。社伝に御祭神が北国御開拓の折、この地に守り神を祀り、国成りおえて後、自らの御魂をも鎮め祀られ、出雲へ帰り給うたとも伝えられ、のちに延喜式内社、越中一宮として崇められてきました。

 越中国の人々は勿論、朝廷の崇敬も厚く、天武天皇の御代に勅使を派遣され、光仁天皇の宝亀11年に従五位、文徳天皇の斉衝元年に従三位、また同年、祢宜、祝等に把笏を許さる。貞観元年に正三位、その後も順次累進、治承4年に正一位を授かりました。

 また社頭荘園多く又皇室の御領に宛てられたこともあり、神子屋鋪・鎌倉屋鋪・大宮司田・神子畑等、近傍に残る地名によって、往時の盛大さを偲ぶことが出来ます。

 戦国時代には社頭荒廃し、見るに忍びない状態となりましたが、前田藩主の崇敬厚く漸次神威昂揚せられて、明治6年に県社、大正12年に国幣小社に昇格されました。

 大正13年には摂政の宮の御使が参向され、大正14年には皇后陛下より「神ながらの道」を奉献され、昭和3年の御大典、昭和16年の宣戦また昭和20年の終戦には勅使の参向がありました。(高瀬神社HPより) 

私的満足度「★★」:アクセスは記載のとおりなのですが、本数がものすごく少ないのと、福野駅の電車(これも少ない)と全く連動していません。なものでちょうどよい時間の組み合わせはJR石動(いするぎ)駅からバスで訪問し、宿泊する庄川温泉の旅館に迎えに来てもらうという方法で参拝しました。なぜ石動からのバスかと言うと、数10年前は石動から鉄道が有り、それが廃線になった代替バスなのだそうです。







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