住所;新潟県関川村下関904番地 アクセス;JR越後下関駅〜徒歩 様式・作庭:回遊式庭園 文化財:国指定名勝 3,000坪の敷地に500坪の大邸宅。広い土間、高い天井、重々しい梁組み、いろりのある茶の間、趣のある庭園など、古いたたずまいの一つひとつに往事の暮らしぶりが偲ばれます。渡邉家の初代は村上藩主の家臣で郡奉行として活躍。寛文5年(1665年)、家督を嗣子に譲り桂村に隠居、寛文7年に現在地の下関に転居したと伝えられています。その後、渡邉家の子孫は、廻船業や酒造業、新田開発などで富をなし、財政難に苦しんでいた米沢藩に幕末まで融資をして、米沢藩勘定奉行格の待遇を受けました。全盛期には75人の使用人を抱え、約1,000haの山林を経営、約700haの水田から10,000俵の小作米を収穫したといわれています。国指定名勝の庭園は江戸時代中期、京都から遠州流庭師を招いて築かれた廻遊式の庭園。剛毅な中に、繊細な印象も随所にうまく織りまぜてあります。石材の多くは、紀州・小豆島などの関西方面のものが使用されています。(渡邉家保存会HPより) 私的満足度「★★」:建物整備改修中でしたがお庭は見ることが出来ました。分家の東桂苑の反対側にも佐藤氏邸(非公開)とすごいお家が並んでいます。帰りの電車が2時間以上無いので裏にある立ち寄り温泉(関川温泉)に入浴しました。 |