15新潟県 貞観園

フレーム

住所:新潟県柏崎市高柳町岡野町593
アクセス:JR柏崎駅〜バス
作庭・作者:池泉回遊式庭園
文化財:国指定名勝

総面積11.15haの林泉園池です。全域を「真」「行」「草」の三区に分け、詩俳禅茶の好尚豊かな回遊式庭園です。
 八代当主 亀石翁、九代当主 哲斎翁の時、小堀遠州の手法を取り入れ、桂離宮の模築となり、利休・両阿弥の風情を参酌するようになりました。八代当主 亀石翁は、松村宗悦と交友があり、次第に造園の趣味が深まって行きました。また、京洛との交わりの中で、茶道の玄々斉等と交友するようになりました。
 八代当主 亀石翁の弟は、塩沢の富商で北越雪譜の著者鈴木牧之翁の女婿であり、牧之翁の居宅「秋月庵」の庭を造るため、幕府の庭師九段仁右衛門・藤井友之進の二人を招きました。その折、両氏は岡野町に数ヶ月滞在し村山家の作庭にあたりこの名園の基礎を成しました。
 また、園内にはスギゴケやジャゴケなどの苔が百数種類を数え、苔で有名な京都の西芳寺などに次いで稀にみる苔の庭です。この立派な苔が育った要因として、霜害の無い立地条件がその第一として挙げられております。(貞観園HPより)

私的満足度「★★★」:さすがは国の名勝です。柏崎からバスに1時間ちかく乗って、やっと到着です。なんでこんな田舎にというような場所に桃源郷のような空間が待ち受けていました。本当は有料なんでしょうが、誰もいないのでゆっくり堪能させて頂きました。


もう少し
貞観園

目次へもどる

直線上に配置