住所:新潟県佐渡市竹田643
アクセス:両津港~バス
作庭・作者: 池泉庭
文化財:国登録有形文化財(建物)
世尊寺は、日蓮宗の開祖である日蓮聖人の高弟日興上人の開山で、佐渡宗門最初の道場です。
当寺の資料によれば、順徳上皇の遣詔に従い畑方村(現在の畑野地区の一部)に仏堂を建てて供養を行っていた遠藤藤四郎盛国(後の日増上人 開基二祖)という人物がおり、この人物が文永8(1271)年に日蓮聖人が佐渡へ流罪にされた際に随身渡島した日興上人の教化を受けて入信帰依し、文永10(1273)年に師である日興上人を開山と仰ぎ、日蓮聖人より「令法久住山大覚世尊寺」の称号を受け創建したとされています。
その後、開基三祖である日久上人は弘安7(1284)年に道場を畑方村から国府川畔へ移し、「国府道場」の名を周囲に風靡しました。以後およそ300年を経て、天正10(1582)年、第15世日健上人の代に寺地を現在地に移し、今日に至っています。
越佐寶鑑(和田文次郎、明治34・1901年、金澤齊美館)には当寺の境内の様子が描かれており、この頃には現在とはほぼ同様の境内が整っていたものと思われています。境内の庭園「北鳴園」では、初夏にサツキを楽しむことができます。(佐渡市HP等より)
私的満足度「★★」:ちょうど蓮の花が咲いていて良かったです。
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