15新潟県 北方文化博物館新潟分館 庭園

フレーム

所在地:新潟県新潟市中央区南浜通2番町562
アクセス:JR新潟駅〜バス
形式・作庭:池泉回遊式庭園
文化財:

北方文化博物館新潟分館の庭には秋艸道人(曾津八一)の歌碑が 建っています。
新潟分館は、出雲崎町尼瀬の西山油田の掘削によって巨万の富を得た長岡の清水常作氏が明治28年(1895年)に別宅として建設したものですが、清水常作氏の逝去後、明治末期に六代伊藤文吉が新潟別邸として取得しました。
曾津八一は、昭和21年(1946年)5月、坂口献吉氏(坂口安吾の長兄・元新潟放送初代社長)から懇願され「夕刊ニイガタ」の社長を引き受け、新潟市内での住居を同氏に依頼していましたが、当時は戦後の混乱期で住宅事情が悪く、坂口氏は東奔西走の末に伊藤文吉の持ち家である新潟別邸に白羽の矢を立て、昭和21年(1946年)7月25日から昭和31年(1956年)11月21日に75歳で永眠するまで、ここ新潟分館の邸内の洋館で暮らしていました。
建築は新潟市の玉野玉蔵氏、箱庭は後藤石水氏の苦心の作で、館内には秋艸道人の歌書、良寛の書を多数展示しています。
曾津八一は昭和3年(1928年)建築のこの洋館を、1階は書斎と応接室、2階を寝室として使用していました。曾津八一は伊藤家6代当主の弟九郎太とは中学、早稲田大学とも2年後輩で、その弟とは中学が同期で大変に親しい関係にありました。(新潟市HPより)

私的満足度「★」:曾津八一好きにはたまらない場所なんでしょう。お庭自体はそれ程でもなかったです。



目次へもどる

直線上に配置