住所:五泉市 村松乙2番地1
アクセス:JR五泉駅〜バス
文化財:
村松周辺は江戸時代当初村上藩に属していました。寛永16年(1639)に堀直寄の次男の直時に3万石を分地したことで安田藩(阿賀野市安田−安田城)が立藩し、正保元年(1644)に直時の嫡子直吉が村松へ配置換えになると安田藩は廃藩となり、新たに村松藩を立藩します。堀家は当初は城主格ではありませんでしたので陣屋を築く事になります。堀家は嘉永3年(1850)に城主格に昇格したことにより陣屋構えから城郭へと大改修され現在見られる枡形の土塁や御殿などが建て替えられました。戊辰戦争時、村松藩は新政府側の尊王攘夷派と幕府側の保守派に分裂し、白石城(宮城県白石市)で調印された奥羽越列藩同盟に同調した藩主直賀を含む保守派は米沢に逃れ、尊王攘夷派は直弘を藩主として擁立し藩政の主導権を掌握すると新政府軍に降伏し領土を安堵されました。明治時代に入ると廃城となり敷地等が民間に払い下げられた為、宅地が進みましたが昭和54年から順次町が買い上げ昭和62年から村松城跡公園として整備しています。(新潟県WEB観光案内HPより)
私的満足度「★」:遺構的には大したことないのですが、桜が見事です。少し離れたところに桜で有名な村松公園があり、そこの桜も素晴らしいものでした。
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