所在地:佐渡市羽茂本郷946 アクセス:小木港からバス 羽茂城跡は、室町時代初期に構築された羽茂本間氏の居城跡です。1589年6月16日、上杉氏の佐渡攻めによって落城しました。城跡は、天険利用の典型的な中世城跡です。 【直江兼続と羽茂城】 豊臣秀吉より佐渡征伐を命じられた上杉景勝は、1589年6月12日に出雲崎から数百艘の船で沢根に上陸して翌日、河原田城を攻略しました。 その後16日に羽茂城を攻め、実質4日間で佐渡を平定しました。 城主の本間高貞は子息の赤泊城主・本間高頼とともに海上に逃亡しましたが、捕えられ斬首され、佐渡と金銀山は上杉領となりました。 その後、羽茂城には兼続配下の大井田監物が在番していましたが、1598年に上杉氏が会津に転封、その後佐渡が江戸幕府直轄の天領になると、城も廃されました。 (にいがた観光ナビHPより) 私的満足度「★」:「はもちじょう」と読みます。度津神社から小木港へのバスの乗り換えが途中で1時間待ちになったので近くに何か見るところはないかと検索したところこの城跡を発見。山頂に本丸があるようですが、写真下の上り坂を見たとたんに断念しました。 |