14神奈川県 瑞泉寺庭園

フレーム

所在地:鎌倉市二階堂710
アクセス:JR横須賀線鎌倉駅〜バス
形式・作庭:池泉式庭園、伝 夢想疎石
文化財:国指定名勝

この寺は臨済宗円覚寺派。嘉暦二年(1327)に鎌倉幕府の重臣・二階堂道蘊が建てた瑞泉院を鎌倉公方・足利基氏(足利尊氏の4男)が中興した。瑞泉寺は基氏以降、鎌倉公方代々の菩提寺となり、鎌倉五山に次ぐ関東十刹の第一位の格式を誇った寺であった。仏殿の背後には後醍醐天皇や足利尊氏に帰依された夢想疎石の作と伝えられる岩盤を削って池を配した簡素な庭園がある。
夢想疎石は京都の苔寺・西芳寺や天竜寺の庭園も、後に作っている。庭は、中腹の鎌倉石の岩盤に庭の約束事である滝、池、中島等の全てを巧みにえぐって橋をかけ、さらに水を貯めて滝として流す貯水池までも刻んだ岩庭と呼ぶに相応しい庭園である。鎌倉期唯一の庭園として国の名勝に指定されている。また花の寺としても親しまれている。本尊は釈迦牟尼仏。(鎌倉史跡散歩HPより)


私的満足度「★」:ま珍しいのですが、眺めて美しいという感じはどうしてもしません。


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