14神奈川県 清閑亭 庭園



住所;神奈川県小田原市南町1-5-73

アクセス;小田原駅〜徒歩

作庭・作者:

文化財:

清閑亭は、明治時代に活躍した黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として、1906年(明治39年)に神奈川県足柄下郡小田原町(現・小田原市南町)に建てられました。 

旧小田原城三の丸外郭土塁の南向き傾斜地に位置しており、晴れた日は母屋から真鶴半島や大島を望む相模湾や箱根山を一望できます。 

建物は、格式ばらない数寄屋(すきや)風の造りで、平屋と二階家が連なっています。建物内には板絵襖や網代組天井など優れた意匠も見ることができます。

黒田長成は、1867年(慶応3年)5月5日、筑前福岡藩主・黒田長知の長男として生まれました。  

明治維新後、福岡から東京へ上京し、1878年(明治11年)に慶応義塾へ入学。1880年(明治13年)に慶応義塾を中退し、1885年(明治18年)にケンブリッジ大学に入学、1887年(明治20年)に学士号を取得し卒業します。 

その後、宮内省の式部官、貴族院議員、修猷館(しゅうゆうかん・福岡藩の藩校で、現福岡県立修猷館高等学校)の第3代館長を経て、1894年(明治27年)から1924年(大正13年)までの約30年間にわたり、貴族院副議長を務めました。1924年に枢密顧問官に任じられると、以後、終生その官に身を置き、1939年(昭和14年)亡くなりました。(小田原市HPより)

私的満足度「★」:松永記念館、古稀庵などとともに「小田原庭園スタンプラリー」をやっていたので来てみましたが、ここは「庭園」としてはちょっとがっかりな感じでした。



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