所在地:東京都青梅市塩船194
アクセス:JR河辺駅~バス
真言宗醍醐寺を総本山とし、別格本山となっている古刹で、大化年間(645〜650)、若狭の八百比丘尼が紫金の千手観音像を安置したことに始まるという。「塩船」とは、僧行基が周囲の地形が船の形に似ていることから、「弘誓の舟」(仏が大衆を救おうとする大きな願いの舟)になぞらえて名づけたと伝えられている。
境内の地形が船の形に似ていることから別名を「塩船観音」と呼ばれるが、その地形を巧みに生かしてツツジ庭園としているのが大きな特徴である。キリシマツツジ、ヤマツツジ、ヒラドツツジなど約1万5000株あまりのツツジが植栽されており、寺院の境内にあるツツジの株数では全国でも随一であり、満開の時期の眺めは壮観だ。庭園内には縦横に遊歩道が設けられており、いろいろな角度から眺められるのも魅力。7月にはヤマユリが群れ咲く。
私的満足度「★★」:ツツジで有名なお寺。電車とバスで行くと結構不便ですが車に乗せてもらって楽ちんでした。令和3年は桜も3月中に終わるほど春が早かった年。例年ツツジの見頃の時期の4月末ですが、今年は終わりかけの状態でした。
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