住所;文京区大塚3-29 アクセス;地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅〜徒歩 水戸徳川家2代光圀の弟松平頼元が、万治2年にここに屋敷を構えた。その子頼貞は陸奥国守山藩主として2万石を領し、大学頭となった。占春園はこの松平家の屋敷内の庭園の名残である。ホトトギスの名所として知られていた。(文京区HPより) この辺りは,幕末までの200年ほどの間,徳川光圀の弟頼元を藩祖とする陸奥守山藩松平家の上,中屋敷の地であった。占春園は,この屋敷に開かれた庭園の名残りである。「林には鳥,緑の竹と赤い楓,秋の月,冬の雪」と,四季それぞれの庭の美しさでその名が知られ,当時の江戸三大名園の一つに数えられていた。 明治36年(1903),東京高等師範学校(戦後の東京教育大学,筑波大学に改組)が,湯島からこの地に移り,占春園は,校地の一部となった。現在は,筑波大学付属小学校の自然観察園として,同校が管理し,区民にも公開されている。(現地掲示板より) 私的満足度「★」:池の周りに小さめの森が囲んでいます。あまり手入れされておらず、日本庭園というよりは文字どおり小学校の観察園といった感じでした。 園内には東京高等師範学校の校長だった嘉納治五郎の銅像があります。 |