所在地:東京都港区高輪2-11-1
アクセス:泉岳寺駅〜徒歩
文化財:
泉岳寺は曹洞宗の寺院です。曹洞宗のご本山は二つあり、一つは道元禅師が開かれた福井県の永平寺、もう一つは横浜鶴見の總持寺です。
道元禅師の主著は仏教の真髄を表した『正法眼蔵』という95巻に亘る書物です。
さて、泉岳寺は慶長17年(1612年)に門庵宗関(もんなんそうかん)和尚(今川義元の孫)を拝請して徳川家康が外桜田(現在の警視庁の近く)に創立した寺院です。
しかしながら寛永18年(1641年)の寛永の大火によって焼失。そして現在の高輪の地に移転してきました。時の将軍家光が高輪泉岳寺の復興がままならない様子を見て、毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷の五大名に命じ、高輪に移転した泉岳寺はできあがったのです。浅野家と泉岳寺の付き合いはこの時以来のものです。
一般的には赤穂義士のお墓があることで有名ですが、創建時より七堂伽藍を完備して、諸国の僧侶200名近くが参学する叢林として、また曹洞宗江戸三ヶ寺ならびに三学寮の一つとして名を馳せていました。(泉岳寺HPより)
私的満足度「★★」:「紙の御朱印(いわゆる書置)は取扱いありません」とのことでいただけませんでした。「江戸三箇寺」を標榜しているのであと2箇所はどこかと調べたくなります。総泉寺(そうせんじ。板橋区)と青松寺(せいしょうじ。港区)だそうで、どちらも存じ上げませんでした。
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