住所;杉並区荻窪3丁目33番12号 アクセス;JR荻窪駅〜徒歩 文化財: 区内で唯一、日本庭園の趣向を凝らした公園です。この公園は、音楽評論家<大田黒元雄>氏(1893〜1979)の屋敷後を杉並区が日本庭園として整備し、昭和56年10月1日に開園したものです。 公園の30%の土地は公園にして欲しいと言う氏の遺志によって杉並区に寄付されたものです。 できるかぎり原形を保存し、従来からあった池を再現してあります。ヒノキの歌舞伎門をくぐると樹齢80年を超えるイチョウ並木があります。ケヤキ・アカマツ・シイノキ・などの巨木が生い茂っています。 また、数奇屋作りの茶室、休憩所、氏が仕事部屋として使っていたレンガ色のアトリエが記念館として保存されています。催し物場は公園にふさわしい展示会などに利用できます。 大田黒元雄(1893〜1979):NHKラジオの人気番組『話の泉』(昭和21〜39年)の解答者として活躍。19歳の時イギリスのロンドン大学に留学。「バッハよりシェーンベルヒ」の中で日本に初めてドビュッシーやストラビンスキーを紹介。昭和39年 紫綬褒章 42年 勲三等瑞宝章 52年 文化功労者。著作:『歌劇大観』『歌劇大辞典』『バッハよりシェーンベルヒ』『はいから紳士兵譚』など。(杉並区HPより) 私的満足度「★」:「散策と癒しの日本百名庭(吉澤国雄著)」で誉めてあったので訪問。静観な住宅地の中にある。周りの住宅も負けず劣らずの邸宅ばかりでした。 |