所在地:台東区下谷2-13-14
アクセス:鶯谷駅~徒歩
文化財:
小野照崎神社の祭神は、平安初期の漢学者・歌人として有名な小野篁である。創祀の年代は不明だが、次のような伝承がある。篁は上野国司の任期を終え、帰洛の途についた際、上野照崎(忍岡、現在の上野公園付近)の風光を賞した。仁寿2年(852)篁が亡くなったとき、その風光を楽しんだ地に彼の霊を奉祀した。その後、江戸時代をむかえ、寛永2年(1625)忍岡に東叡山寛永寺を創建するにあたり、当社を移転することとなり、坂本村の長左衛門稲荷社が鎮座していた現在地に遷した、というものである。また、一説には、忍岡から孔子聖廟が昌平橋に移った元禄4年(1691)頃に遷座したのではないかともいう。
現在の社殿は慶応2年(1866)の建築で、関東大震災や東京大空襲などを免れた。また、境内には、富士浅間神社・御嶽神社・三峰神社・琴平神社・稲荷神社・織姫神社、さらには庚申塔が現存する。 例大祭は5月19日で、3年に一度、本社の神輿渡御が行われる。(台東区教育委員会掲示より)
私的満足度「★★」:下谷七福神巡りの途中、法昌寺(毘沙門天)の対面にあるので参拝致しました。狭い境内に富士浅間神社、御嶽神社、三峰神社、稲荷神社、織姫神社と盛りだくさんに並んでいます。小野篁ですから学問・芸事に御利益があるみたいです。
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