所在地:東京都豊島区目白3-20-18
アクセス:JR目白駅〜徒歩
形式・作庭:池泉回遊式庭園
文化財:
目白の閑静な住宅街に、開設された本格的日本庭園です。
限られた空間の中に日本人の自然観を凝縮したこの庭では、池を回遊する園路の随所で自然の造形美に出会えます。水際に築かれた石垣の上には、数奇屋建築の『赤鳥庵』が優雅にたたずんでいます。深山を思わせる滝や石組み、水上に浮かんだ『六角浮き見堂』からの大海を見るような眺めが都会にいることを一瞬忘れさせてくれます。
『赤鳥庵』は、茶道・華道・句会・碁会などの趣味の集まりを中心に、各種会合に利用できます。利用は有料で、事前に現地での申込みが必要です。(豊島区HPより)
赤鳥庵という、建物の名前は、大正7年に創刊され、芥川竜之介の書いた、「雲の糸」や「杜子春」、有島武郎の「一房の葡萄」をはじめ、多くの童話作家や童謡詩人を輩出した、童話雑誌「赤い鳥」の主催者である、鈴木三重吉がこの雑誌の創刊当時を含め、かなりの期間をこの目白付近を移り住んでおり、その鈴木三重吉がこの近くの森の中に、赤鳥庵と呼んで使用していた、隠居風の建物があり、それにちなんで名付けられています。また、目白庭園の東側の道路を少し南に歩いたところには、千種画廊という画廊があり、赤い鳥社・鈴木三重吉旧居跡の説明された碑が置かれてあります。
私的満足度「★★」:平成2年11月に作庭された割と新しい日本庭園です。入り口の枝垂桜が咲く頃にまた来て見たい気がしました(23.2.26記)
23.4.3再訪。写真差し替え。庭園入り口の枝垂桜が気になって来てみましたが、それ程ではなかったです。。
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