13東京都 気象神社・高円寺氷川神社



気象神社・ 123510 123531 123917

所在地:東京都杉並区高円寺南4-44-19
アクセス:JR高円寺駅~徒歩

【御由緒】気象神社は、1944年(昭和19年)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されました。軍にとって気象条件は戦略、作戦を講じるのに大事な要素であったため、科学的根拠に基づいた予報がされていましたが、予報的中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされていたそうです。
その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社でしたが、調査漏れにより残存。先々代宮司の山本実が受入を決断して、高円寺氷川神社に遷座されることになりました。

<高円寺氷川神社>
江戸名所絵図によれば、その昔、源頼朝による奥州征伐時に、武藏国杉並の地に至り給り際、隋兵の中に高円寺村にとどまり、終に農民となる者あり。
一説によれば、村田兵部稟云々ともいわれ(因みに村田姓は高円寺の旧家なり)、その時、武蔵国大宮高鼻の本社よりの御神意の使者が同氏に伝え、この高円寺村の位置高く採松杉繁多し遠く木田を望みて風致絶佳とされる当地に社殿を建立したのが起源といわれている。従って農業の神とされている。
大正6年8月15日編纂の東京府豊多摩郡神社詩によれば、当社は古来、高円寺村小名原の鎮守にして旧時曹洞宗高円寺別当職として奉仕せり。高円寺は往年数回々禄の災いあり。
旧記を焼火して社伝明らかならざるも口碑によれば、天文の頃、高円寺創建と同時に瓶記されたるものなりと云う。(高円寺氷川神社HPより)

私的満足度「★★」:2024年4月8日アメリカで日蝕があるのを見物するために半年以上前にダラスにホテルをとり、JAL航空券も準備しました。ところが前日にダラスの天気予報をチェックしたところ「雷雨」の予報。これは神頼みで晴天にしてもらうしかないなということで気象神社に願掛けにまいりました。日本で唯一の気象の神社ですが、高円寺氷川神社の脇に社殿5分の1くらいの大きさで鎮座しておりました。


 
   



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