13東京都 寛永寺



所在地:東京都台東区上野桜木1丁目14番11号
アクセス:JR鶯谷駅〜徒歩
文化財:清水観音堂、薬師瑠璃光如来像(国指定重要文化財)

寛永寺は天台宗の別格大本山のお寺です。東叡山(とうえいざん)寛永寺(かんえいじ)。山号は「東の比叡山」の意、寺号は寛永年間に創建されたことによります。
寛永2(1625)年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正によって建立されました。
後には第四代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され、将軍家の菩提寺も兼ねるようになりました。また東叡山主を皇室から迎えた(輪王寺宮)ことで、江戸時代には格式と規模において我が国随一の大寺院となったのです。しかし幕末の上野戦争により、敷地の大部分が上野公園となりました。

<根本中堂(写真上)>
元禄十一年(1698)、現上野公園内大噴水の地に建立された根本中堂は、慶応四年(1868)彰義隊の戦争の際に焼失してしまいました。現在の根本中堂は、明治十二年に川越喜多院の本地堂を山内子院の大慈院(現寛永寺)の地に移築し再建されたものです。
御本尊は、伝教大師最澄上人の御自刻とされる薬師瑠璃光如来像を秘仏としてお祀りしております。

<開山堂(両大師)写真下>
開山堂は、東叡山の開山である慈眼大師(じげんだいし)天海大僧正をお祀りしているお堂です。天海僧正が尊崇(そんすう)していた慈惠大師良源(じえだいしりょうげん)大僧正もお祀りしているところから、一般に〝両大師〟と呼ばれ、庶民に信仰されてきました。 初建は正保元年(1644)ですが、現在のお堂は平成五年に再建されたものです。(寛永寺HPより)

私的満足度「★★」:地図でみると側なのに鶯谷に駅から遠かったです。また根本中堂から開山堂に行くのも結構な距離が。当日は桜が満開で外人さんも大勢いました。また、疫病退散の護符がとっても素敵です。



   



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