所在地:東京都新宿区百人町1丁目11−16
アクセス:新大久保駅~徒歩
天文二年(1533)九月二十七日稲荷之大神を神社に奉斎。
以来此の地の総社として鎮祭、新宿の発展と共に重要なる地位を与えられ由緒ある歴史をもつ神社として篤く信仰されております。
寛永年間、徳川幕府が「鉄炮組百人隊」を(現在の新宿区百人町)に駐屯させてより「鉄炮組百人隊」は旗本や上下の士に篤く信仰され、また町名も百人町と名づけられました(百人町の由来)。
当時、鉄炮組与力が射撃の研究に精魂を傾けておりましたが、なかなか思うに任せず、一夜煩悶のまま眠りに落ち入りましたところ、稲荷之大神が夢枕に立たれ霊符を示されました。
翌朝不可解なまま社頭にお参りを済ませ、大矢場にて射撃を試みたところ百発百中、全て的中、見事な進境に驚いたとのことであります。これを目のあたりに見た旗本の士が競って霊符を受け射撃をしたところ、みな百発百中的中したと伝われます。
この話が、近郷近在に伝わり、唯射撃のみでなくさまざまな願いごとをする参詣者が日増しに多くなり、不思議な神託霊夢など幾多の霊験あらたかなものがあり、世人はこの神社を「皆中(みなあたる)の稲荷」と称えるようになり、それ以後「皆中稲荷神社」と云う名で呼ばれるようになりました。(皆中稲荷士神社HPより)
・雑感:「かいちゅう」稲荷神社と読みます。新大久保までコリアン料理を食べに来たついでに参拝。思っていたより小さな神社でした。「みなあたる」ことからジャニーズのチケット抽選にご利益があることで有名なようです。社務所に「御朱印ありません」と書いてありました。
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