六地蔵 一番札所
所在地:品川区南品川3-5-17
アクセス:青物横丁駅~徒歩
文化財:絹本著色仏眼曼荼羅図(重要文化財)、イチョウ(天然記念物)
海照山 普門院 品川寺(かいしょうざん ふもんいん ほんせんじ)。寺伝によると、弘法大師空海を開山とし、大同年間(806-810年)に創建されたという。長禄元年(1457年)、江戸城を築いた太田道灌により伽藍が建立され、寺号を大円寺と称した。その後戦乱により荒廃するが、承応元年(1652年)に弘尊上人により再興され、現在の寺号となった。スイスジュネーヴ市と深い縁を持つ梵鐘を始め、江戸六地蔵の第一番にあたる地蔵菩薩像や東海七福神の毘沙門天などがある。
品川寺の入口には、石の台座の上に安置された大きな地蔵菩薩(座像)があります。これが江戸六地蔵の一つです。
宝永五年(1708年)9月、江戸深川の僧、地蔵坊正元(じぞうぼうしょうげん)の発願によって浄財が集められ、座高2メートル75センチの青銅の地蔵菩薩座像(じぞうぼさつざぞう)が、江戸・神田鍋町(かんだなべまち)の鋳物師・太田駿河守正義(おおたするがのかみまさよし)によって鋳造され寄進されました。
この地蔵菩薩座像は、江戸に出入りする六つの街道の入口にそれぞれ一体ずつ安置され、「江戸六地蔵」と呼ばれました。品川寺には、その第一番、東海道の尊像として、「天下安全(てんかあんぜん)、仏法繁栄(ぶっぽうはんえい)、衆人快楽(しゅうじんけらく)」の祈願のもと奉安されています。また菩薩像の全身と台座には、造立のために喜捨(きしゃ)してくださった人々の名前が刻まれています。(品川寺HPより)
私的満足度「★★」:江戸三十三観音霊場31番霊場、東海三十三観音霊場21番札所、東海七福神の毘沙門天と人気のお寺です。
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