所在地:東京都新宿区新宿5-17-3 アクセス:新宿3丁目駅~徒歩 文化財: 花園神社は、徳川家康の江戸開府(1603)以前から新宿の総鎮守として重要な位置を占めていました。徳川氏が武蔵野国に入った1590年より前に、大和吉野山より勧請されたとされています。 花園神社は寛永年代(1624~1644)までは現在の場所より約250メートル南、今の伊勢丹デパートの付近にありました。しかし、寛政年代に朝倉筑後守という旗本がこの周辺に下屋敷を拝領したため、社地は朝倉氏の下屋敷の中に囲い込まれてしまったのです。そこで幕府に訴えたところ、現在の場所を拝領することになりました。その場所は、徳川御三家(将軍家に次いで格の高い尾張藩・紀州藩・水戸藩)筆頭の尾張藩下屋敷の庭の一部で、たくさんの花が咲き乱れていたそうです。この美しい花園の跡に移転したので花園稲荷神社と呼ばれたのが社名の由来とされています。 境内の右手奥に富士塚があります。別名は「三光町富士」、高さは約1.5mとのこと。昔は8mあったそうです。 芸能浅間神社の立札があり、その名のとおり、右側にある富士講の碑の前には藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」の歌碑がありました。 私的満足度「★★」:家からも近く何度もお参りしている神社ですが、富士塚が気が付きにくい所にありました。 |