13東京都 江古田浅間神社



所在地:練馬区小竹町1丁目59番2号
アクセス:江古田駅~徒歩
文化財:国指定重要有形民俗文化財、練馬区登録有形民俗文化財

  江戸時代中ごろから昭和初めごろにかけて、江戸八百八講はっぴゃくやこうと言われるように、富士山や神奈川の大山に登拝とはいしに行く富士講や大山講などの山岳信仰者の集まりが練馬区内にもたくさんありました。
 富士講は、霊峰富士に登り浅間神社に参拝することを目的に結成されたものです。年ごとに講の代表者として参拝するものを選び、必要な経費を講員全員で負担していました。富士講がさかんになり、江戸時代終わりごろから富士山に似せた富士塚が各地に築かれました。富士塚に登拝とはいすると、実際に富士山に出かけたのと同じ御利益があるとされていました。
 江古田の富士塚は、高さ約8メートル、直径約30メートルの大きさで、通称“江古田富士”と呼ばれています。江戸時代後期に下練馬村・中新井村・中村の各講により構成される「小竹丸祓講こたけまるはらいこう」によって天保10年(1839年)に築かれたものと考えられます。大正12年(1923年)関東大震災によって損壊しましたが、その後、復旧工事が行なわれ、塚の一部が富士山の溶岩で覆われています。都内の富士塚の中では規模の大きいものです。毎年7月1日に山開きが行われています。(練馬区HPより)

私的満足度「★★」:江古田駅の北口すぐの所に立派な富士塚が。国の重文です。




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