12千葉県 佐倉城

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所在地:千葉県佐倉市城内町
アクセス:JR佐倉駅〜バス

 佐倉城は、戦国時代中頃の天文年間(1532〜1552)に千葉氏の一族である鹿島幹胤[かしまもとたね]が鹿島台に築いた中世城郭を原型として、江戸時代初期の慶長15年(1610)に佐倉に封ぜられた土井利勝によって翌慶長16年(1611)から元和2年(1616)までの間に築造されたといわれる平山城です。北に印旛沼、西と南に鹿島川・高崎川が流れる低地に西向きに突き出した、標高30m前後の台地先端に位置します。
 佐倉城はこうした地勢を巧みに利用しており、さらに水堀、空堀、土塁を築いて守りを固め、東につながる台地上に武家屋敷と町屋を配し、城下町としました。
 城内は、城の中心をなす本丸、二の丸、三の丸などと、家臣の屋敷割がなされた曲輪からなっていました。大手門(追手門)、三の門、二の門、一の門のあとを経て広い本丸の跡にでます。本丸には屋形があり、佐倉藩の政治の中心的な機能を果たしていました。本丸にはそのほかの建造物として天守閣、銅櫓、角櫓などがありました。
 明治時代になりここに連隊が設置される際に解体されたため、城の建造物は一切残っていませんが大手門跡から西の台地は市の史跡として良好に保存されています。(佐倉市HPより)


私的満足度「★★」:佐倉城としてはどうということないのですが、ここは国立歴史民俗博物館がすごいです。たっぷり1日見て廻れます。


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