11埼玉県 金さな神社



所在地:埼玉県児玉郡神川町二ノ宮750 

アクセス:JR本庄駅〜バス

式内社(名神大社)、武蔵国二宮、旧社格は官幣中社で 現在は神社本庁の別表神社。

境内では、参道脇に立つ多宝塔が国の重要文化財に指定されている。 また、御獄山の中腹にある「鏡岩」は国の特別天然記念物に指定されている。

主要社殿は拝殿・中門からなり、中門の背後には一般の神社に見られる本殿がなく、 神体山とする御室山(御室ヶ獄)を直接拝するという形式を採っている。 旧官幣社・国幣社でこのように本殿を設けない古例を採るのは、他に 長野県の諏訪大社・奈良県の大神神社のみである。

神流川周辺では刀などの原料となる良好な砂鉄が得られ、御嶽山からは鉄が産出したという伝承がある。

社名「金鑚(かなさな)」は、古くは「金佐奈」と記載され、、砂鉄を意味する「金砂(かなすな)」が語源とも、 産出する砂鉄が昆虫のサナギのような塊だったため「金サナギ」が語源とも考えられている。

児玉郡は 埼玉県の平成6年度(1994)の調査報告において 1,380基の古墳が確認されており、この地域を 「魏志倭人伝」にある2~3世紀頃の倭人のクニの1つ「華奴蘇奴(かぬそぬ)国」に比定する説がある。(金さな神社HPより)

私的満足度「★★」:官幣中社で最後まで行きそびれていたのがこちらです。本庄から本数の少ないバスに乗り、バス停からさらに徒歩20分もかかるのでなかなか気が進みませんでしたが、冬桜の時期に神川町の旅館に宿泊し、送迎してもらっての訪問です。


 



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