所在地:埼玉県大里郡寄居町大字鉢形 アクセス:寄居駅・東武東上線鉢形駅〜徒歩 文化財:国史跡 鉢形城は、荒川の切り立った崖と、深沢川の深い谷という自然地形を巧みに取り入れ、天然の要害としてその名をはせる戦国の名城です。 文明8年(1476年)、長尾景春によって築城されたのが始まりといわれ、幾度かの戦乱の後、この地を治めた北条氏邦によって大規模な改修が行われ、いくつもの土塁と曲輪・堀をもつ広大な城となりました。 その後、豊臣秀吉の小田原攻めの際、鉢形城は50,000人以上の軍勢に囲まれ、氏邦軍3,500人との間で1か月近くにわたって攻防を繰り広げました。 しかし徐々に旗色が悪くなる状況の中で、天正18年(1590年)6月14日、軍兵の安全を保障することを条件に開城、その歴史に幕を閉じました。 以後400余年、典型的な戦国期の城郭として全国で高く評価され、現在は国指定の史跡として保存の努力がなされています。(寄居町HPより) 私的満足度「★」:土塁と曲輪が見事です。荒川の断崖上に築城された崖城。城門が復元されていましたが歴史館もあり、わかり易く説明されています。 |