所在地:栃木県足利市家富町 アクセス:東武伊勢崎線足利市駅〜徒歩 形式:築山泉水庭 文化財:特に無し 足利学校の創建については様々な説があります。平安初期に小野篁が創建したという説。鎌倉初期に足利義兼が創建した説。室町中期に上杉憲実が創建した説。ですがどれが正しい説であるかは現在も解明されていません。 足利学校の歴史が明らかになるのは室町時代中期です。上杉憲実が関東管領になると学校を整備し、書籍の寄進や庠主(校長)を招き入れ、学生の養成をしました。16世紀の初頭には生徒は三千人を数え、フランシスコ・ザビエルによって海外にも紹介されました。1988年から建物の復元工事に着工、庭園も復元され、1990年に江戸時代中期の姿によみがえった。(足利市観光協会HPより) 南庭園(写真下):この庭は湧き水をたたえた池の入り組んだ汀と巨大な立石、それにかぶさる松が特色です。発掘調査の結果と江戸時代の絵図によって複修しました。(江戸時代中期の姿に復元) 北庭園(写真上):池は湧き水をたくわえ、亀の形の中島を置き、そこに弁天を祭る石祠があります。かつては鑁阿寺の森や遠く両崖山の峰が築山越しの借景となっていたと思われます。発掘調査の結果、南庭園より古く3回に渡って改修されたことがわかりました。(江戸時代中期の姿に復元)(現地案内坂より) 私的満足度「★」:北と南の2つの庭園が復元されています。 |